16.3.20  大 山

ただいま〜!
伯耆大山は最高!!でした。
初めての春山登山でしたが、やみつきになりそうです。
登山中立ち止まり、振り返るとスリップしたら、絶対止まらないだろうなぁ・・・
という恐怖感と向かい合いながら、
一歩一歩進んでいくと、ミョ〜な快感?!を感じていました。
山頂はピーかん(^_^)v
残雪の縦走路がきれいに見えて最高の景色でした。
帰りはシリセード(おしりをついて雪上を滑り下りる)で一気に下りてきました。
あまりのおもしろさに、子どものようにはしゃぎ回りました。
遠景で前日登山したところを見ると、
雪上に自分たちのトレースがはっきりと見て取れて、さらに感激(^o^)
リーダー、一緒に登って下さったメンバーに感謝!
すばらしい伯耆大山に感謝!!です
3月19日21:00沖食堂を出発、鳥栖IC〜新見IC〜180号〜
181号〜溝口〜大山寺と快速に飛ばして20日3:00下山キャンプ場に到着、
久留米より6時間予定通りバッチリ。駐車場の下のテン場は雪で真っ白、
テントを張るのも面倒なので車の中で仮眠。

おい とーちゃん! リーダーの声でおこされる。6:00 
登山準備をしてキャンプ場出発。7:00

除雪された車道を桝水原方向に歩き横手道に入る。雪が汚れているのが
気に食わないが、まあまあ締まっていてズボズボ潜りこまないので助かる。
横手道を南壁側に廻り込んだところで大ノ沢に出会う。 8:05

ここから登山開始。堰堤の左を登る。しばらく登ってアイゼンをつける。
雪は締まってはいるが、たまに踏み抜いてウワー!と奇声をあげるのも
ご愛嬌。ルンルン気分です。
最後の堰堤を越え大雪渓にでた。予定では沢の右岸稜を登るのだが
尾根筋は雪がすっかり落ちているので沢筋の左端を登る。
斜度は35度くらいか?雪は程よくクラストしている。
先頭を行くリーダーはステップをきって一歩一歩高度を稼ぐ。
春分の日の大山は4度目だが過去3回とも荒天に悩まされたが今日は、
日は照っていないもののガスもなく風もなく絶好の日和。
1300m付近で一本たてる。振り返ると眼下に堰堤が幾重にも連なっている。10:00

なおも登って小ピークの基部に到達。これを右に巻くように沢が続いているが落石の
危険があるとリーダーの指示で左のガレ場をトラバース尾根筋に出た。草つきの尾根
を左斜めにのぼる。イワカガミの大群生地にでた。開花時期はさぞ美しいだろうなと
思った。頂上も間近になってガスが出てきて粉雪らしきものが顔にあたってきた。
折角の山頂からの眺望も得られないだろうなと、いささか気落ちする。
漸く雪原の山頂台地のでた。雪原の台地を山頂へ進むうち何とさっとガスが消え視界
ひろがったではありませんか。おお神様!ありがとうございます。 
 ここで12:00 リーダーの予定より1時間おくれです。

はるか眼下に日本海、弓ケ浜の美しい海岸線、右方向には剣ケ峰に続く主稜線
そして槍尾根、烏山、しばしこの景色を楽しんだ。この感激があるから山に登るので
す。
山頂碑で記念写真、弥山小屋で昼食。雪が例年より少なく小屋の中はいつもより
明るかった。下山は予定通り夏道を6合目避難小屋まで下る。
これより行者谷を下りる。雪の斜面をシリセードで元谷小屋まで一気に滑りおりた。
リーダー以外はシリセードは初めてで、みんな童心にかえってワーワー、
キャーキャーと楽しんだ。元谷から仰ぎみた北壁、いつ見てもいいですねぇ!
下山キャンプ場に15:20着。 早速ビールを飲む。ウマイ!

駐車場の管理人が料金を徴収にきた。¥1000也 去年10月は¥400だったのに
と抗議するとスキーシーズンのときは¥1000に値上げするんだそうです。
あと2、3日で¥400に戻すとのこと。なんだか損をしたようで釈然としない。
やはり根性が貧乏人なんですネェ。
車の横にテントを張ってすき焼きで宴会。飲むほどにテンションが上がり来年は
一ノ沢右岸稜を登ろう、目標は大山南壁全バリェーション踏破!などと、
おだをあげた。

21日7:10 下山キャンプ場発。環状道路が閉鎖されているため大廻して鍵掛峠に
向かう。途中昨日登った大ノ沢が望見できた。何段もの堰堤の上の雪渓が上に
のびている。よくみるとなんと我々が登ったトレースがついているのが見えた。
思わずオーッ!と感激の声をあげた。鍵掛峠で南壁を観賞した後
帰路に着く。8:10
9:00 新千屋温泉によったが10:00よりの開館で1時間も待たなければならず、
それではと神郷温泉にいった。
ここでも時間が早過ぎ30分待ってようやく風呂にありつく。
中国道新見IC〜九州道鳥栖ICで久留米帰着16:25でした。
天候に恵まれ実に愉しい山行ができたことを感謝しています。
感想・・・新緑あり残雪あり、鳥のさえずりあり、蛇(@_@)も出没・・キャ〜!!、
      目でみて、耳で聞えて、肌で感じる、バラエティ〜にとんだ 山行でした(^O^)
      連休中ということもあり、登山者以外の観光客風の方もいらしゃいました。
      犬も何匹か会いました。行列の出来る夏山コ〜スでした☆・・☆
      頂上まで、登山道がきちんと整備されてあり、登りやすかったです。
      今度は冬に登って見たいです。
       あと少しで山頂
(ごめんなさい、
 この写真だけは大山の翌日の三瓶山です)
崩壊の大山東壁

H16.5.2     大   山

難所ラクダの背を渡る岳人さん
ブナ林を行く岳人さん
やり尾根を行く岳人さん
感想・・三瓶山は草原が広がっていて素敵な所でしたがあいにくの悪天候で一つし登れませんでした(>_<)
     男三瓶、子三瓶、女三瓶、孫三瓶が環状に並んで、
     東西南北縦走が楽しめるそうなので、またチャレンジしたいです。
行者谷から見える縦走路
元谷より見える縦走路