夏山登山の事故防止について 投稿者:
フクちゃん 投稿日:2024/07/22(Mon) 13:25 No.4413 |
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※夏山登山の事故防止について ・夏山を楽しむために道迷い、転倒、体調管理に要注意。 ・登山計画の作成と提出は山頂への第一歩目です。 例年、山岳遭難は夏に向けて多発する傾向にあります。 とりわけ、遭難者に占める40歳以上の割合は約8割と高く、遭難態様別では道迷い、転倒、滑落が占める割合が高くなっています。 登山コースの事前学習不足や地図とコンパスの不携帯地図読みスキルの不足等道迷いの原因となり得ます。転倒・滑落事故では、「つまづき」や「スリップ」といったことが原因となって、骨折等の重症を負うケースが目立っています。山の中で大きな怪我をしてしまうと自力での下山は難しくなります。最後まで笑顔で登山を続けるために、一歩一歩慎重に歩きましょう。 また、夏山の天気は午後から崩れやすい傾向にあるので「早発ち、早着き」が基本です。夕立が降る前に目的地に着いて、ゆっくり体を休めながら翌日のルートを再確認しましょう。余裕ある行動は夏山の楽しさと安全性を倍増させます。 皆さんの夏山登山が良い思い出になるように、次の事に留意しましょう。 @ 道に迷わないように登山地図アプリを活用しましょう 自分がどこにいるかわからなくなったら地図やコンパスだけでは役に立ちません。正確に現在地を知ることができるスマートフォン用の登山地図アプリの活用をお勧めします。 A 入念な登山計画を立てましょう 登山は計画する段階から始まっています。対象山域の最新情報(山岳情報、気象情報、火山情報等)を入手し、入山中に考えられるリスク回避の対策を前もって立てるようにしましょう。 B 次の一歩に集中しましょう 登山では、たった一歩の踏み間違いで大怪我をすることがあります。慎重に歩いて、自分の足で帰りましょう C 水分をたくさんとりましょう リュックを軽くするために飲み物を減らすのは絶対やめてください。水分不足は熱中症や高山病のリスクを高めます。 水分補給の目安は 必要な水分量(ml)=体重(kg)×行動時間(時間)×5 D 常備薬を持ちましょう 登山は体に大きな負担がかかります。体力の消耗だけでなく、標高の高さによる低酸素や汗による脱水、テントや山小屋生活でのストレスなど、目に見えない負担がかかります。常用している薬がある方は必ず持参してください。 F ヘルメットを着用しましょう 転落・滑落や落石の危険性のある場所ではヘルメットを着用しましょ う。毎年、「ヘルメットさえかぶっていれば・・・」という悲しい遭難事故が起こっています。 安全で楽しい個人遠征登山にしましょう。尚ツアー参加遠征登山においても計画書(簡単に)の提出をお願いします。 会長より |
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